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玉文?
当社の栽培しているマンゴーは、主力のアーウィンの他に、玉文、キーツ、レッドキーツ等のマンゴーも試験的に栽培しています。
その中でも一番期待しているのが玉文です!
「ギョクブン」という品種は国内では非常に珍しい品種で、私が知る限りでは当社の他には本格的に栽培している生産者はいないと思われます。
このギョクブンとゆう品種はアーウィンのような「完熟タイプ」ではなく、樹の上では完熟させず手で収穫して、収穫後に完熟させる「追熟タイプ」のマンゴーです。日本では完熟タイプのアーウィンが最も人気があるので追熟タイプのマンゴーは珍しいと思われがちですが、実は世界的にみると追熟タイプの方がメジャーなのです!
このギョクブンは甘さのバロメーターである「糖度」が非常に高く、 アーウィンの糖度が16~18度なのに対して、ギョクブンは20~24度もの糖度があるのです。食感も日本人好みで、ザラザラとした繊維質も少なく非常に滑らかで、アーウィンを数段濃厚にしたような味と思われると、イメージしやすいかと思います。現在、国内で人気のあるアーウィンになれて、少し物足りなく感じているマンゴー通のお客様にもってこいのマンゴーではないかと思っています。
まだ食べたことがないお客様は、是非一度このギョクブンを召し上がって欲しいですね!
下記の画像は収穫直後と追熟後のギョクブンです!
アーウィン?
アーウィン?
聞きなれない名前でよね~
でも実はアーウィンって誰もが普段から知っている名前なんですよ!
アーウィンとは、普段から皆様が「アップルマンゴー」とか「完熟マンゴー」って呼ばれているマンゴーの本当の名前なんです♪
アップルマンゴーという名称はおそらくリンゴのような色艶から連想されたものだと思われます。
完熟マンゴーと呼ばれる由縁は、アーウィンが手作業で収穫せずに樹上にて完熟し、自然落下したものを収穫する「完熟タイプ」のマンゴーだからだと思われます。
他の「追熟タイプ」のマンゴーと比べると、みずみずしい甘みと独特の甘い香りが特徴です。
一般的に糖度は15~18度くらいのものが多く、追熟タイプのマンゴーに比べると糖度はありませんが、その分しつこさがなくさっぱりしているので、日本ではアーウィンが主流となっています。まさに日本人向けのマンゴーと言えるでしょう。
日本での生産地としては沖縄県・宮崎県が有名ですが、近年では熊本県・鹿児島県でも生産されるようになりました。
当店で取り扱っておりますのは「熊本産アーウィン」です。
熊本産アーウィンの特徴は、香りが強くねっとりとした甘さが際立っています。酸味も少なく繊維質も少ない上品な味わいで、他の国産マンゴーと比べても高い評価を得ております。色つきに関しては宮崎産にはやや劣るものの、味・コストパーフォーマンスでは群を抜いていると思われます。
当店で取り扱っているマンゴーは自社農園を中心とした「菊池マンゴー組合」のマンゴーだけを取り扱っています。
菊池マンゴー組合は、熊本で初めてマンゴー栽培を行った当社を中心に結成された組合で、熊本のマンゴー栽培では老舗的な存在です。
最後に10年以上の歳月を費やして構築された栽培技術の結晶をご覧下さい!
完熟マンゴーBlog
皆様はじめまして。
火の国マンゴーパラダイスの店長@しゅーさくです。
この度、このサイトでもブログを始める事になり、ここに訪れて下さるお客様とブログを通じて「マンゴーの話」、「農業の話」、「趣味の話」等の、いろんな話題をご提供できたら幸せだと思います。
まず初回はマンゴーについてです!
皆様、国産完熟マンゴーと聞けば沖縄or宮崎を連想される方が多いと思います。
事実、国産マンゴーの殆どは沖縄&宮崎で生産されており、特に宮崎産完熟マンゴーは超高級フルーツの地位を確立しています。
市場での評価も高く、私自身も何度も宮崎まで足を運んで実物を見てその素晴らしさを感じ、少しでも宮崎産のマンゴーに追いつこうと、日々勉強しております。
熊本でマンゴーを栽培し始めて10年以上たちましたが、ようやく宮崎産の完熟マンゴーに少し近づけたように感じるようになりました。
その間に様々な経験もしました。
経験と聞くと素晴らしい体験のように感じますが、正直なところ失敗の連続で胃が痛くなるような日々を送ってきました。
おそらく今後も様々な失敗を繰り返すのでしょうが、失敗の中から明日の糧を見つけ出すのが生産現場での楽しみであるように感じる今日この頃です。
そんな私ですが日々の失敗もなんのその、今年のマンゴーは過去例を見ないほど順調に育っており、来月の収穫が非常に楽しみです♪
これからもマイペースで気が向いた時に更新していきますので、ごゆっくりお付き合い頂けたらと思います。